5月に入り、そろそろ夏に向けて紫外線も気になってくる頃。皆さん、紫外線対策はされていますか。日焼けやシミなどの肌老化を招く、美容の天敵の紫外線。 1年間に降り注ぐ紫外線量のうち、およそ70%〜80%が4月～9月に集中していると言われています。特に夏の紫外線は、肌を突き刺すような直射光だけでなく、アスファルトや建物の壁面や空気中に漂うチリにも反射して散乱光となり、360度どこからでも入ってきます。直射光は日傘や帽子で防げますが、散乱光や反射光は、日焼け止めクリームのUVケアでしっかりガードする必要があります。今回は紫外線の基礎知識と、そんな毎日の紫外線対策に手放せない「&beUVミルク」の紹介をします。
「紫外線」とは？
紫外線とは、地球に降り注ぐ太陽光線の一種で、波長の長さによってUVA、UVB、UVCに分けることができます。UVCとUVBの一部はオゾン層などの大気層が防いでくれるので、UVAとUVBの一部を私たちは浴びていることになります。紫外線は日焼けやシミの原因となるだけでなく、炎症を起こさせたり、肌の老化を加速させたりするので注意が必要です。
UVA
UVAは、太陽光線の約90%をしめる紫外線で、天候や季節に関係なく一年を通して地上に降り注いでいます。強力な紫外線ではないので、肌に浴びてすぐに影響があるわけではありませんが、肌の真皮までゆっくりと浸透してコラーゲンを破壊します。長い時間浴び続けると、シワやたるみの原因となってしまいます。また、活性酸素を発生させるので、シミや色素沈着の原因にもなる紫外線です。
UVB
UVBは、太陽光線の約10%を占める紫外線で、UVAに比べて割合は少ないですが有害性は高く、肌への影響も大変強いです。UVBは皮膚の表面に影響を与え、日焼けやシミ、そばかす、乾燥肌など、多くの肌トラブルを引き起こします。アウトドアや海水浴などの際に日焼けで肌が真っ赤になることがありますが、その炎症もUVBによるものです。また、皮膚がんや白内障などの原因にもなり、健康面にも影響を及ぼすため注意が必要です。
SPFとPAが表していることは？
SPFはUVBを防ぐ効果を表す数値で、この数値が高いほど、肌が赤く炎症を起こすのを防ぐ効果が高いと言えます。PAはUVAを防ぐ効果を表す目安で、＋の数が多いほど、肌の黒化や弾力を失わせることを防ぎます。PAは現在4段階に区別されているので、日焼け止めを選ぶときはよく確認しましょう。
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の違い
日やけ止めには、紫外線をカットするために「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」が使用されています。多くの人が「紫外線散乱剤＝肌にやさしい」「紫外線吸収剤＝肌に悪い」というイメージを持っているかと思います。現在どちらか一方のみを使用した製品と、両方使用している製品がありますが、紫外線吸収剤と散乱剤のどちらかが絶対に良いとは言えません。
紫外線散乱剤は言葉の通り、紫外線を反射・散乱させて皮膚を防御します。ちょうど肌の上にUVカットのベールを巻くイメージです。対して紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して熱や赤外線などのエネルギーに変化させて放出させます。水分を吸収するかのように、紫外線を吸収するスポンジを肌にのせているイメージです。このように、ベールよりもスポンジの方が紫外線を透過させない力があるように、散乱剤と比較すると吸収剤の方がUV効果が高くなります。対して、ベールの方がふんわり肌を守るように、肌への負担は散乱剤の方が軽くなる傾向があります。テクスチャーで比較すると、散乱剤は白色の無機粉末を使用しているので、肌の上にのせた時に「白浮き」して見える場合があります。一方で、吸収剤は透明で、他の分子と結びつきやすい性質があるため、肌に塗布した時の感触が良くなる傾向があります。
このような違いがありますが、現在はテクノロジーも発達し、散乱剤でも白浮きしにくいもの、吸収剤でも敏感肌にも使用できるものと、どちらを使用しても問題ない製品が多く販売されています。そして日本国内で販売されている日やけ止め製品に関しては、日本の薬事法に基づいて販売されている製品なので、安心して使用することができます。紫外線が強くなってくる時期、毎日使用するものだからこそ、両方の紫外線防御剤の違いやSPF・PA値を正しく理解した上で、自分に合う使い心地のよいものを選んで、上手に紫外線と付き合っていきましょう。
紫外線対策の基本
たしかに紫外線は体内でビタミンDを作ったり、太陽光を感知して体内時計をリセットするなどのメリットもありますが、そのメリットを上回るデメリットとして、日焼けや光老化などの肌トラブルや免疫力の低下、皮膚がんや白内障のリスクを高める事が知られています。むやみに怖がる必要はありませんが、皮膚を守るという観点からも、無防備に過ごすことは控えましょう。
このような紫外線による影響を少しでも防ぐためには、日頃から上手に紫外線対策をすることが大切です。 日常の紫外線対策には、手軽に使える日焼け止めクリームがおすすめです。日焼け止めクリームは、UVAとUVBをブロックする成分が配合されており、こまめに塗ることで1日のあらゆる紫外線をブロックすることができます。メイクをする時は、UVカット効果のあるファンデーションや化粧下地を使うなどして、上手に取り入れましょう。
＆be UVミルク 116g通常価格 3,080円 (税込)
”ノンケミカル処方で肌にやさしく強力UVカット。肌をキレイに見せる進化型ボディ&フェイス日焼け止め”
紫外線吸収剤不使用でSPF50 / PA ++++の高いUVカット効果、肌にも環境にもやさしく、紫外線から肌を守ります。ウォーターベースのみずみずしいテクスチャーで、さらっとなじんでベタつかない軽い使い心地です。紫外線散乱剤に特徴的な”きしみや白浮き”もなく、滑らかな塗り心地の良さと白浮きのない仕上がりです。微小パールで肌を自然にトーンアップして、透明感とキメの整った美肌を演出するソフトメイク効果のある日焼け止めです。紫外線吸収剤、石油系合成界面活性剤、鉱物油、エタノール、パラベン、合成着色料、合成香料、旧指定表示成分は不使用、専用クレンジングいらずで石鹸で落とせるので、デイリー使用も負担にならず、大人から子供までみんなでシェアして使えます。
言わずと知れた、なかなか入手困難な&beシリーズの大人気商品です。私は再入荷通知メール（&beのECサイトから登録できます）を確認した直後に注文して、ようやく手に入れることができました。とにかく使い心地が滑らかで白浮きせず、顔色が自然とパッと明るくなるので、今年の夏の紫外線対策のスタメン入りです。塗ったそばからふわっと香る、天然のオレンジとラベンダーをベースとしたナチュラルな香りも、毎日使いに気分が上がります。
＆be UVミルク 30g【数量限定】ナチュラルベージュ通常価格 1,980円 (税込)
”肌に馴染むスキントーンカラー。普通〜健康的な肌色の方に”
数量限定で販売されている、通常のUVミルクの色付きのナチュラルベージュも併せて購入しました。ナチュラルに肌色補正してくれるので、メイクする時のファンデーション代わりに使おうと思います。大容量のボトルタイプが断然お得なので、顔と全身のデイリー使いにはボトルタイプ、メイクして出かける時の顔にはチューブタイプ、と使い分けています。
ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ 30ml通常価格 3,740円 (税込)
”トーンアップUVでくすまない透明感肌。光を乱反射し、肌を綺麗に魅せるトーンアップテクノロジーを採用”
くすみや色むらなど、気になる肌悩みを自然にカバーし、光のヴェールを纏っているような自然で上品なツヤ感を演出します。SPF50+ / PA++++の防御力で紫外線はもちろん、PM2.5を含む大気中微粒子などの外的要因からも肌を守ります。口コミサイトでも評判の高いこちらの日焼け止め下地は、私も&beUVミルクを入手するまでは、何本もリピート愛用してきました。さらっとしたつけ心地と、自然なツヤ感と肌補正の仕上がりは、これなしでは夏は過ごせないと言っても過言ではないです。今年の夏は新しく&beUVミルクを使ってみようと思いますが（コスパ的にも&beUVミルクの方が良いです）、私にとってのもはや殿堂入りコスメなので、併せて紹介させていただきました。
まだまだマスクをして出かけなければいけない日々が続きますが、今から紫外線対策をしっかりして、紫外線に負けない美肌で夏を迎えましょう！
