先日、とあるキャンペーン企画に当選して、台湾からお菓子の詰め合わせをいただきました。Airmailで郵便書留で届いた荷物の品目には”Snacks”という文字が!コロナの影響でかれこれ一年以上も台湾へ行けてないので、すっかり台湾ロスの私にとって、”台湾から遥々送られてきた郵便物”というだけでテンションが上がりまくり。笑
箱の中には、懐かしい台湾のお菓子がたくさん…!あぁ本当に台湾が恋しい…。
今回はこれらの台湾の昔ながらのお菓子を紹介したいと思います。どれも昔懐かしい素朴な味で、日本人の口にも合うものばかりなので、台湾へ行った時のばらまき土産にもおすすめです。
鳳梨酥:パイナップルケーキ
言わずと知れた、台湾の代表的なお土産の一つ、鳳梨酥(フォンリースー)。鳳梨酥は、パイナップルジャムとバターで作った餡をクッキー生地の皮で包んで焼いたお菓子で、日本では一般にパイナップルケーキとも呼ばれています。食べた時にパイナップルのほのかな甘みと酸味が口の中に広がります。私も台湾へ行った時のお土産に必ず買います。お店によって餡の味やクッキー生地の質感も少しずつ違うので、色んなブランドのものを食べ比べてみるのも楽しいです(日本人だと、現地のお店の人も試食をたくさんサービスしてくれますよ 笑)。
餡にはパイナップルの他にもトウガンやダイコンを加え、甘みと弾力感を増しているものが定番です。台湾人はあまり酸っぱいものを好まない傾向にありますが、台湾の原産系パイナップルは酸味が強いため、トウガンは酸味や口当たりをコントロールするために使われたり、または製造コストを抑えるために使われるそうです。トウガンなどパイナップル以外の材料を入れずに餡を作った鳳梨酥を特に区別して「土鳳梨酥(トゥーフォンリースー)」と呼ぶこともあります。
方塊酥:スクエアクッキー
英語だとスクエアクッキーとも呼ばれ、サクサクとした四角い、クッキーとクラッカーの中間のような食感の一口サイズの焼き菓子です。口の中でホロホロと崩れるほどサクサクの香ばしい生地で、黒糖の優しい甘さがどこか昔懐かしいお菓子です。コーヒーや紅茶との相性も良くて、ついついパクッと食べたくなる美味しさです。
牛軋糖:ヌガー
牛軋糖(ニューガータン)も私が台湾でよく買う定番のお土産です。一つずつキャンディーのように個包装されているので、職場や学校でのばらまき土産にぴったりです。ヌガーといえば、フランスを代表とするヨーロッパの伝統菓子のイメージだったので、台湾では至るところに牛軋糖が売られているのを見かけて、当初はかなり驚いた思い出があります。
ミルクのソフトキャンディーにナッツやドライフルーツを混ぜ込んだ牛軋糖ですが、アーモンドやピーナッツやカボチャの種など様々な種類のナッツが混ぜ込んであったり、ソフトキャンディーの味もコーヒーやマンゴーなど豊富です。濃厚なミルクと香ばしいナッツの組み合わせが病みつきになります。口の中でキャラメルのようにゆっくり溶かして食べる硬めのタイプもあれば、噛むとすぐに溶けて無くなるほど柔らかいタイプもあり、これも色んなブランドのものを食べ比べしてみるのも楽しいです。
地瓜酥:さつまいもチップス
黄金色の地瓜酥(サツマイモ)を油で揚げて薄く飴がけした、どこか懐かしい風味を漂わせるお菓子です。飴がけと言っても甘すぎず、サツマイモの香りがほんのりと感じられる素朴な甘さです。食べ出すと止まらないおいしさで、お茶請けにもぴったりです。
冬筍餅:タケノコクラッカー
名前の漢字から想像すると「筍?餅??」となりますが、安心してください、美味しいクラッカーのお菓子です。餃子の皮を揚げたようなサクサクとした薄いクラッカー生地で、絶妙な塩加減と香辛料がクセになります。商品によっては香辛料の種類が違うようで、中には八角がかなり効いたものもあるそうです。日本にはない食感と味のクラッカーですが、これは日本人ウケも間違いなしのお菓子です。中身の想像が付かないほどなかなか名前のインパクトがありますが、台湾で見かけたら是非食べてみてほしいです。
いかがでしたでしょうか。今回紹介したお菓子は台湾では定番のものばかりなので(日本で言う、かっぱえびせんやベビースターラーメンのような知名度です)、台湾へ行った際は是非買って食べてみてください。ばらまき土産にもおすすめです!