台湾発のローカル台湾スイーツ店【MeetFresh 鮮芋仙 吉祥寺北口店】

人目を引くポップなロゴが印象的な「Meetfresh 鮮芋仙（ミートフレッシュ シェンユイシェン）」。添加物を使用せず手作りにこだわっている、台湾発のスイーツ店です。アジアを中心に世界各国600店舗を超える台湾ブランドとして、世界展開しています。

吉祥寺に店舗ができた当初から気になりつつ、先日やっと初訪問しました。名前の綴りをパッと見ると”精肉屋？？”と読めてしまい、初めて見かけた時は、まさか世界展開している台湾スイーツ店とは気付かなかったのを覚えています。

”始まりは台中の小さなお店からでした。 篤実さだけが取り柄の姉弟が真心込めて作る伝統スイーツが評判を呼び、今や世界各国600店舗を超えるブランドへと成長を遂げることになりました。
「芋園」 「仙草」 「豆花」 はじまりの一品から変わることなく、添加物を使用せず「手作り」にこだわり続けた台湾王道スイーツをぜひお召し上がり下さい。”（MeetFresh 鮮芋仙 HPより）

さすが健康志向の台湾、安心安全と健康へのこだわりを感じます。

店内には、創業者の姉弟のメッセージの紹介があり、今や世界展開しているチェーン店と言えど、創業以来から変わらない手作りへのこだわりを感じます。

日本の多数のメディアにも取り上げられており、今月初めには「TBSテレビ がっちりマンデー!!」にも台湾ビジネスの一つとしてMeetFreshが紹介されたそうです。

メニューの基本は、芋園（イモエン）・仙草（センソウ）・豆花（トウファ）の3種類です。

• 芋園（イモエン）
  ”カラフルでもちもちとしたお芋のお団子。黄色はさつまいも、白はタロ芋から作られた台湾伝統のお餅です。低カロリーで、ビタミンEが豊富。タピオカやタロ芋などもたっぷりトッピングしました。”
• 仙草（センソウ）
  ”台湾の仙草をゼリーにしたデザート。仙草は熱中症の解消や高血圧症、筋肉と関節痛の緩和、ダイエットにも効果があると言われる伝統スイーツ。滑らかでぷるぷるな食感と、ハーブの香りをお楽しみください。”
• 豆花（トウファ）
  ”大豆から丁寧に作る豆花は、懐かしくて優しい台湾人のソウルフード。タンパク質が豊富に含まれており、低カロリーで特に年配の方やお子様に女性に優しい。おすすめのヘルシースイーツです。”

それぞれ2号・3号・4号と、トッピングの種類を選ぶことができ、さらに芋園と豆花は温かいものと冷たいものがあります。この迷ってしまうメニューの選択肢の多さ、さすが台湾スイーツです。

その他に、かき氷と豆乳ドリンクとタピオカドリンクもあります。

ドリンクも仙草の入っているもの以外は、温かいメニューがあります。身体を冷やさない考えの浸透している台湾ならではです。（日本では飲食店の水に氷が入っているのが当たり前ですが、台湾では常温水が当たり前、氷が入っていることはほとんどありません。）

1階のレジで注文と会計をして、出来上がったら取りにいくセルフサービスです。2階はカフェスペースになっており、壁には台湾の小物類が飾られていて、台湾の雰囲気たっぷりの可愛い内装です。

この日は豆花を食べに来たので、豆花のメニューを2種類食べました。

”芋園”や”仙草”のように聞いたことがなくて、何を食べたらいいのか迷ってしまう方は、最初は豆花を食べれば間違いないと思います。

サイズは本場より小さくて、やはり値段は倍ぐらいしてしまいますが、東京でもローカルな台湾スイーツを食べられるだけで嬉しいです。

豆花3号（あずき＋ピーナツ）Mサイズ 税込450円です。

豆花を口に入れた瞬間、「これこれ！台湾の屋台で食べた味と同じ！」と感動しました。プルプルで滑らかな口当たりで、大豆のコクが生かされていて、ほんのり甘いソースと一緒に食べると、幸せな気分になります。こんなに美味しくてタンパク質も豊富でヘルシーとは、女性にとても嬉しいスイーツです。

トッピングのあずきとピーナツも柔らかく煮てあり、豆花とよく合います。柔らかく茹で上げたピーナツがまるで大豆のような優しい味で、初めて食べる感覚のピーナツに感動しました。

紫黒米豆花（あずき＋ピーナツ＋芋園＋紫黒米）Mサイズ 税込 500円です。こちらは秋冬限定メニューです。

紫黒米は栄養価が高く、古くから薬米として愛されている食材です。紫黒米の紫色のスープを豆花にかけた、更に健康＆きれいになれるスイーツです。甘さ控えめの、さっぱりして食べやすくなった”健康的なお汁粉”のような感覚です。

サツマイモを練りこんだ黄色の芋園はモチモチの食感で、九份の「阿柑姨芋圓」で食べた芋園を思い出しました。まるで台湾にいるかのような気分になります。

甘いスイーツを食べて健康美人になりたい方には、超オススメの台湾スイーツ店です。